東京の木・森のしごと

5-4 木育授業の事例

府中市立府中第四小学校

授業の内容

過程「しらべる」

次の3時間を使って調べていきます。

【4時間目】

誰が森林の手入れをしているのだろうということで、林業に携わる人々の仕事の内容、工夫や努力していることを理解します。

授業内容【4時間目】の写真

林業家のNさんのコメント

私たち、林業家が森林を整備するためには、国や東京都との協力がなくては活動がなかなか進みません。「林業」といっても、さまざまな仕事があり、私のように、先祖から受けついだ森をもっていて、手入れをしながら木材を伐り出す仕事や、国や東京都の取組として手入れの行き届かない森林で間伐などをする仕事もあります。どちらの仕事においても、人や生き物が生きていくために必要なきれいな水や空気を生み出す大切な森を手入れすることにつながるので、私たちは国や東京都から支援を受けながら仕事をしています。
 また「木育」活動も、街に住む人々が森林に関心をもってもらうために大切な活動です。未来の林業家を育てることにつながったり、伐った木が生活に使われることで、森を守ること、育てることにつながり、日本にたくさんある森林資源を有効に活用することにつながると、知ってもらいたいです。

【5時間目】

東京都の森林の保護・育成のために行政が行っている取組について理解します。

森林を守るために、国や東京都は様々な取組を行い、林業家を応援したり林業家の人々と協力したりしながら森林の整備をしていることを知ります。

授業内容【5時間目】の写真

【6時間目】

それ以外の人たちはどう関わっているか。

東京都の森林の保護や育成のために企業や市民が協力している取組を理解します。

授業内容【6時間目】の写真

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