東京の木・森のしごと

5-4 木育授業の事例

世田谷区立等々力小学校

研究発表会(授業)の内容

【3時間目】調べる

学習問題に対して予想をした後、学習計画を立てて、それをもとに実際に調べていきます。

まず、林業家の方の話を紹介し、どういう思いで、どういうことをされているかを知ります。

「人の思いを知ることこそ、我々教師は大事にしたいと思っています。テストでは測れない大切な学びです。」

熱いNさん:
祖父の代に植えた森の木は、父に受け継がれ、そして今私が手入れをして出荷しています。日本の森林は、長い年月をかけて大切に守り育てられた貴重な財産です。そんな木を少しでも多くの人に使ってもらえたら嬉しいな。一度森に入ってみてください。
温かいSさん:
林業と言っても、いろいろな種類があります。木材にするために伐ったり植えたりする仕事もあれば、私のように「水源林」としての役割が果たせるように手入れをして、森を守る仕事もあるんですよ。やりがいのある仕事です。

思いを知った上で、森林を守る人たちがどのような仕事をしているかを調べます。

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